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告白成功?
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「・・・松野君っ!」
「ひゃっ!先輩!?」
調理室
松野君が1人で片づけをしている
あ、やっぱり可愛い
「ど、どうしたんですか?」
走ってきたから、息が切れてる俺を見て松野君が近寄ってきた
何この子可愛いんだけど
あ、言わなきゃ
「松野君、あのね」
俺が顔を上げると、松野君もしっかり俺の目を見てくれた
くりくりで可愛いなぁ
ゆっくりと距離を詰める
顔が真っ赤な松野君、もっと見たい
もっと
近くで
好きだよ
俺と付き合ってください
「んっ!」
「ん」
あれ?今言葉出た?
松野君の眼鏡がぶつかってる
くりくりの目がすっごい近くで見える
近いね
「はぁっ・・・せんぱい・・・」
「まつのく・・・?」
どうしてそんなに顔真っ赤なの?
唇、ちょっと光っててえろっちぃね
「どうして、キス、なんか・・・」
キス?した?
んぅ?確かに柔らかかったけど・・・?
でも松野君からもしたでしょ?
あれ嬉しかったんだよ?
「好きだから」
「え?」
「松野君の事、俺、好きなの」
「っ・・・」
目をまぁるくして、驚いた後、落ち着きがなくなって、目が泳ぎ始めた
そっか
男同士だもんね
あのちゅぅだって意味は無かったんだね
ちょっと・・・けっこう悲しいかなぁ
「ごめんね、無かった事に・・・」
「そんなのダメです!!」
びっくりした
めずらしく松野君が大声を出した
「ぼっ僕だって、先輩の事・・・好き、です、から」
自信が無いのか、尻すぼみになってる
「りょ、両想い、ですね」
恥ずかしそうにへへっと笑ってる
あぁ、可愛いな
「俺と、付き合ってくれますか?」
「・・・はい」
伸ばした手を、松野君はとってくれた
嘘
夢とかじゃないよね
「松野君、好き」
「僕も好き、です」
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