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団欒 1
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今日の予定は?と、いう課長の質問に首を振ると、良かったと笑って課長は立ち上がる。
「とりあえず、昨日汚したシーツを洗おう!韮山は、食器の片付け頼むな。」
ここ、俺ん家なんですけど。
俺に指示を出しつつも、テキパキと片付けを始める課長。
俺もつられてテキパキと片付けを始める。
「あ、今夜も泊まるつもりだけどいいよな?」
「え、あ、はい。大丈夫です。」
あんな事宣言されたら拒否できないでしょ。
戸惑いつつも、ワクワクしてる自分がいる。
浮き足立ってんなー、俺。
しかし、課長は一体どういうつもりなんだろうか?
その疑問は未だ解けず。
しかし、聞くのもなんか怖いしなー。
ま、いっか。
考えるのを辞めて、課長の片付けにつられていつもは気にもしないようなところの拭き掃除なんかを初めてしまう。
うん。
課長がこの部屋に来てからどんどん綺麗になっていくぞ。
「買い物行こう。」
「買い物、ですか?」
「うん。昼飯と夜飯の材料と、あと薬局とか行きたい。それから、今夜分の俺の下着とか。」
「分かりました。じゃあ、着替えてきます。」
何気にまだジャージのままだったので、着替えをするべくよろよろとクローゼットに近づく。
「服貸してくれよ。」
「あ、はい。」
俺は、適当に服を見繕って課長に渡す。
俺と課長の背丈や体格は同じくらいなので、違和感なく着れたようだ。
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