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そんな俺を熟知してる大和は嬉しそうな表情はそのままに俺を抱き上げる
しかも、姫抱っこで。
まあ、いつものことだからせめて少しでも大和の負担が減るように大和の首に腕を回した
連れてこられたのは寝室
部屋の中央にデーンとキングサイズのベッドがあり
その横にはチェストとランプが置いてある
ゆっくりと俺をベットに下ろしたら電気は点けずにランプの淡い光だけを灯す
ランプは旅行先で一緒に作ったスタンドグラスのランプ
色とりどりのひかりが部屋を包み込んだ
お互いの表情だけ分かる程度の光であり、大和が俺に馬乗り状態になっているため表情は丸見え
ちょっとだけヤキモチ妬いたむすっとした俺と
そんな俺に嬉しそうなニコニコの大和
その嬉しそうな顔を見て、余計にむすっとなった
「凛がヤキモチやくなんて滅多にないから嬉しいな」
お芝居でキスシーンがあったりする大和
それは気持ちがこもってないから、と割り切ってると伝えてる俺
でも本当は、相手の女優に大和の柔らかくて気持ちいい唇やハグした時の引き締まった体を知られてしまうのはちょっと嫌だけど、とコッソリ思ってる
そういうシーンは少ないから、必然的にヤキモチを妬くことが少ないってだけだったりする
しかも、テレビでそのシーンを見るときは自分のことに関心の無い大和は一緒に見ないため、そんな悶々としているときに大和はとなりにいないのだ
むすっとした俺に唇を合わせてきた大和
「んっ……ふぁ………ふぅっ」
啄む様なキスからどんどん深くなり、大和の舌が侵入してくる
上顎が弱い俺を知っている大和は時折上顎を舐めながら俺の舌を吸い付く
そんなこんなで、トロトロに溶かされた俺はそのまま甘い夜を過ごしていくのだ
これが俺たちの【日常】。
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