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私の新しい主人
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翡翠side
今まで主人になった人はほとんどが女性であり、誰も私の事になど興味はなくこれからの残された人生どう生きていくか必死に藻掻いている者ばかりだった
最期が近づけば自分の運命を怨み悔み
みな、私に当たってくるのだ
そして、静かに息を引き取っていく
だが、今回の主人は私の名前を聞いてきたり、名前を付けてやるなんて言ってきたりおかしな主人だ
それも、あんな子供のような笑みを浮かべて言われては…
本当におかしな主人だ
自分の腹を抱え微笑ってしまった私をジト目で見てくる主人を横目に一つ咳払いをし姿勢を正す
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