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7月2日
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"そらるside"
たった一言書くのに何時間かかったことか。
俺としたことが…。
目の下のクマなんか出来てかっこ悪い…。
5時間目…。
お腹がいっぱいで余計に眠く授業中俺は寝てしまった。
夢の中で俺はある女の子をみた。
真っ白でベリーショート。吸い込まれるんじゃないかと思うほど綺麗な赤い瞳。高い声で僕を呼ぶ。
?)そらるさん!そらるさん!
そ)ん?
耳元でささやかれる甘い甘い声。
?)好きです。
そ)俺も好k…((
無意識に返事をしようとしていたが、一気に現実に引き戻される。
先生「何が「俺も」だ!」
そらる「ふぇっ?!」
今変な声出た。やばいチョー恥ずい。そう思ったのはもうみんなが爆笑している時だった。
"まふside"
返事来てるかな。僕は胸を躍らせる。先生と話なんか聞いてやしない。
先生「白川!白川!」
まふ「(ビクッ)はっはい!なっなんでしょう!」
先生「授業中起きてるお前を真面目てみた。
授業中起きてるのはいい事だがちゃんと話を聞け」
まふ「はい…。」
僕は夜型だからいつも授業中は寝ている。
注意されたので先生の話をちゃんと聞いているといつの間にか寝ていた。
そ)俺も好きだよ。まふ
突然言い放たれた言葉。
ま)ふぇっ?!
こっこれは夢だ。そう夢だ。つねったら痛くなかった。
あぁ…夢、か。…。夢だと最初から分かっているのに辛い。目が熱くなった。
そ)おい、泣くなよ!
コクッと小さくうなづくが涙がこぼれてくる。
まふ)ごっごめんなさい。そらる先輩…。
そ)恋人になったんだから、先輩付けはしなくいい。
あぁ…何度聴いても安心する低音のイケボ。
もう涙は止まらない。なんで夢なんだろう。
まふ)でっでも先輩は先輩で…
もう何も考えられないので僕は変な返事になってしまった。
まふ)ごめヒックんなさ…
ギュッ
暖かな温もりが伝わってくる。
そ)謝るな。
まふ)はい。
そらる先輩に抱かれたまま僕ほ眠りに落ちた。
僕が起きたのは、5時間目の終わりごろだった。
1度寝たら何がなんでも起きない癖がある。
ぐぅぅぅぅぅ。とても元気のいいお腹の虫。
先生「お目覚めですか?白川君?
放課後職員室に来たいようで」
クラスが笑いのうずに包まれた。
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