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7月11日
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"そらるside"
ホームルームが終わった。
そーいや、今日実行委員会だったな。
しぶしぶ、1号館4階の1年8組に向かう。
2号館の靴箱を通りがかった時に思い出した。
交換日記入ってるのか?
靴箱を開けるが入っていなかった。
この時間じゃないんだな…。
再び教室に向かう。
「失礼します」
教室に入って1番最初に目に付いたのは夢に出てきた女の子の後ろ姿。真っ白でベリーショートの髪。黒板を消している。
え…夢?
立ち尽くしていると
「ねぇ、じゃまどいてくれない?」
クラスで優しいと有名の三浦さんにそう言われてびっくりしたが、今はそんなことよりも、あの子が気になる。
「え、あ。ごめん」
三浦「まふくーん!手伝うよ〜!」
まふ「ありがとうございます!でも大丈夫ですよ先輩」
三浦「ううん。手伝わせて?」
まふ「ありがとうございます。じゃあ僕字が汚いんでこれを黒板に書いてくれませんか?」
三浦「はーい!」
三浦さんとの会話を聞いて少し冷静になれたので、席につきあの子をよく見る
あの子は♂だ。
確かに夢の中でも男子の格好をしていた。
女子を抱いたことはないが、あの子を抱いた時に違和感があった。それに俺より背がほんの少し高かった。
男か。
そう分かってもあいつから目が話せなかった。
もう何人か教室に集まってきた。
実行委員は48人。そのうち3つに分かれて活動する。
同じ班になれるといいな。
いつの間にかまふという奴から目が離せ無くなっていた。
"まふside"
うぅ…めんどくさい。
早く交換日記入れに行きたい…。
黒板を消していると、何人か入ってきた。
そう、今日実行委員会なのだ。
なるべく目立たないように…。
黙々と黒板を消していたら、先輩が話しかけてきた。
振り返るとそらる先輩が僕の椅子に座っていた。
ぱっと頬が染まり気分が上がる。
寝てて良かった!
知らない先輩が手伝ってくれるのはどうでもいい。
そらる先輩(♡>艸<)
おまけ
"三浦side"
まさか、まふくんが私を見た途端頬を染めて嬉しそうにわらってくれるとは。
まふくん♡まふくん♡
そう、私はまふくん狙いなのだ。
私のこと好きなんだ♡話したことないのに。
私可愛いから一目惚れかなぁ?
ニヤケが止まらずちょっと恥ずかしい。まふくんの方をみる。するとまふ君もにやけていた。そんなのに嬉しかったんだね♡
三浦さんの勘違いはしばらく続く
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