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7月11日
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"そらるside"
先生「ええこれから実行委員会を始めます」
先生「まず、実行委員委員長と副委員長を決めたいと思います。」
やりたくない。これ以上仕事は増やされたくないいろいろ考えつつ、1年のほうを眺める。話し合いなんか聞かずに。
3年の委員長と副委員長はすんなり決まったようだが、1年はずいぶんもめてるようで。
"まふまふside"
あぁ。なんで僕の席は2年の方を見れないんだろう。
これじゃそらる先輩を見れないじゃないか。
"そらるside"
)2年の副委員長そらるでよくね?
そう誰かが言った。そうとは知らず1年の方をぼーっと眺める
)本人が何も言わないからそらるで
)前いけそらるー
頬杖を付いて1年の方を見つめる俺の肩を叩く。
ん?言いつつ振り返る。
)なんだよ。話聞いてなかったのかよ
???
)副委員長よろしく!そらる!
皆が声を揃えて言った。めんどくせぇ。
しぶしぶ前に行く。先生と委員長と3年の副委員長によろしくお願いしますと言うとすぐに1年をながめる1年のまふが気になるのだ。
あの子と話せるかな。
俺はその子に恋をしていた。
"まふside"
)副委員長よろしく!そらる!
という声が後から聞こえた。ちらりと振り返るとそらる先輩が黒板の方に行っていた。
僕が副委員長になる!!
みんなの話し合いを無視して
「僕やりたい!」
…。あれ?皆が静まり返りこちらに視線が集まる。
「あれ?ダメだった?」
1年のあいだで笑いがおこる。ええ?
)白川さんがやるとは
)私はさんせー
)んーもう白川さんでよくない?
やっやった!
)自分から言ったんだからちゃんと仕事してね?
)寝るんじゃねーぞ!
そんなことは無視してそらる先輩と作業が出来ることが嬉しかった。
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