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思いもよらない
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それはふとした瞬間だった
今日は俺とシッマ2人で居酒屋で飲んでいた
何気ない話をしていた
それなのに、こんな時に自覚するなんて思ってもみなかった
コネ「やっぱゾムが彼氏とかやとええなぁ、絶対信頼してくれるし、優しいしな」
その話題の唐突さに俺は驚き噎せてしまう
ゾム「シッマ、どうしたん?俺が彼氏って…お前男やろ」
そう言うとシッマはがははと笑いながら言う
コネ「ちゃうやん!俺が女やったらって話!」
背中をばしばし叩きながら言うシッマを見ながらふぅ、と息をつく
ゾム「まぁ俺も女やったら彼氏はシッマがええなぁ」
ただの会話やった
そんな顔させるつもりじゃなかった
そんな俺の一言で顔を真っ赤にさせるなんて思わんかった
コネ「…っ!そっかぁ…!」
そんな嬉しそうに顔を真っ赤にさせながら言われて気づかない程アホじゃない
でも__俺はシッマの気持ちに気が付かないふりをした
ゾム「おん、シッマやったらちゃんと一途そうやしな!どっかの鬱とか言う奴とは違って」
一瞬キョトンとしてしまったが会話を続け笑う
この出来事がのちのち皆に迷惑かける事を
俺はまだ知らない
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