アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
迷子。2
-
「うひゃぁ!!?」
今日2度目のびっくり!
葉っぱの人(?)は髪の毛とか肩とかに葉っぱがたくさん付いてたけど、なんだか優しそう?というかかっこよさのある?みたいな人だ。
「えと……あの、どちら様ですか……?」
「君、知らない人だなぁ。俺の知らない人なんているはずがない……むむっ!?俺の腐センサーがびんっびん反応してるぞ!!」
葉っぱの人はなんだか訳の分からないことを口走っている。
「あ、あのっ〜〜??」
「あっ、あぁ、ごめんね、取り乱した。俺は峯岸!峯岸 祐麻(みねぎし ゆうま)、1年生、Sクラス。よろしくね。見たことない顔だからもしかして今日来る編入生??」
「そうです!僕は黒宮 凪颯といいます。1年Sクラスです!今日編入してきました!」
「そーかい、いやぁ、こんなとこでどうしたの?」
「あの、実は……〜〜」
僕は、こんな場所にいる経緯を話した。
「ふむ、つまり、迷子か☆」
「ウッ!まぁ、はい。そうです……」
そういうと、峯岸 祐麻さんはわははと笑い出した。
「はは、そんなことなら送ってくよ、寮までさ、あっ!敬語じゃなくていいから!同い年同じクラスなんだし!仲良くしてくれ!あと、呼び方も畏まらなくていいからね??」
「はぃ……えと、うん!じゃあねー、峯岸くんって呼ぶね!」
僕は初めてできたお友達(?)にニコニコと頬が緩み始めた。
「……ッ!!あ、あぁ、それでおっけー!俺はぁ、凪颯でしょ?なら、なぎちゃんって呼ばさせて貰おうかな〜」
なんて、2人で色んなお話をしながら、寮へ案内してもらった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 49