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放課後。
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6限までの全ての授業が終わった。
「はぁ……やっと終わったー!」
「俺、部活だから」
「へぇ、翔汰くん何部なの?」
「俺、陸上なんだよな。先輩達厳しいからもう行くな!」
「うん、頑張ってね〜」
「俺も今日の放課後はちょっと用事があるんだよね〜。」
「そっかぁ、僕は何もないから寮に帰るねー」
「おう!あっ、俺の連絡先教えとく!まだ連絡先交換してないよな?」
そう言って峯岸くんはスマホを取り出した。
「よし、これでおっけ!なぎちゃんの友達一号として、連絡先交換も1番にしてやったぜ!」
ふふんと得意げに笑っている。
「じゃ!俺ももう行くから気をつけてねー!襲われないようにねー!」
「襲われないってwうん、また明日。」
峯岸くんとは別れ、僕は昇降口へ降りる。
「ちょっと、一緒に来てもらってもいいかな?」
いきなり声をかけられた。
その子は男にしてはやけに可愛い顔をした人だった。
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