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出会い
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ピピピッピピピッ...カチッ
眠い…今、何時?
8時...か...
「は、8時ぃ!?ち、遅刻するぅ!!!」
ガララッ!!
「はぁ、はぁ...セーフ...」
「おはよ優想君!遅かったね?」
「あ、おはよう。うん、寝坊しちゃって」
あははって笑ったら桃さんも「大変だったね」と笑ってくれた。
ホッとしたのも束の間。
ホームルームのチャイムが鳴り、慌てて席に着いた。
「全くバタバタしちゅーな。優想。」
「アラームの音気付かなくって...」
「しっかりせーよな。」
ホームルームの時間が終わって小さい頃から幼馴染のせいちゃんこと清一が話しかけてくれた。ニカッと笑う顔はとても爽やかなカッコいい笑顔で思わず溜め息が出てしまう。
「おーい、佐藤。お前日直だろ。職員室にノート持っていけー。」
「あ、はい!」
忘れてた...重いから嫌なんだけど...
「じゃあ僕、ノート運んで来るね。」
「おぉ。気を付けろよ。」
はぁ...重い...
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