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「それではお気を付けて」
「あぁ。また帰る時頼む」
「畏まりました」
高等部の敷地に入り車から降りる。この学校は小等部、中等部、高等部とあるけど高等部は寮生活になるから敷地がまた別にある。そして各国の王族が住むという事もあり防御力がすごい。壁も城より高いし警備の人間はそこら中にいるし監視カメラはドドンっと置いてあるしで何かがあっては遅いのでその対策がそこら中にしてある。
だけど校内は警備の人間はいなく、監視カメラも各階の廊下に一台置いてあるだけで生徒が勉強するのに邪魔にならないようにと配慮してある。
寮内もプライベートがあるだろうとそこまで監視が無い。まぁ王族の人間のプライベートを監視ってたけで問題らしいから仕方ないよね。けど寮外は警備が万全すぎてちょっと気持ち悪いぐらいらしい。(全部兄情報)
「じゃあ兄さんたちは先に教室向かわないといけないんだけどライアートは1回総合館に向かってクラス分けを見に行かないとね」
「末っ子集団はどこで待ってんの?」
「んー・・・高等部の教室館の前って言ってたけど・・・・・・あ」
総合館とは大きな建物で中でスポーツなどが出来る施設になっている。入学式もそこで行われる事になっているので1年の俺たちはまずそこでクラス分けを見てクラス事に集まって座って待っているらしい。だけど上の学年はクラス分けが昨年のクラスに書いているらしいのでそこに向かわなければならない。
なので心配性な王族の兄たちは末っ子みんなで行動しろと言ってきた。まぁ最初からそのつもりだったので別にいいけど。
「おっせーなライアート・・・って、あー!!やっと来やがった!」
「ごめんごめん。時間は合ってるはずだけど」
「ふふふ、サラはせっかちさんだからね」
「うるせぇミュー!」
「おーおー相変わらず可愛いなお前ら」
「あ、おはようございますナミハージュ様とハルシャ様」
「ん、おはよ」
そう言ってナミ兄さんとハル兄さんはここにいる王族末っ子皆の頭を愛でるように撫でている。それはいつもの事なのでされるがままに皆撫でられている。
何故か俺も。
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