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まさかのボーナスステージ…の巻
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──放課後──
(うーん、やっぱり修行でもして経験値を稼いで強くなる感じか?それとも、他にケンカに使える特技があるのか?…わからん。こういう時、主人公たちはどうしてたんだ?)
ドンッ
いつものようにFクラスに向かっていたら、誰かとぶつかった。
「おいおい、またお前か?まったく、ちゃんと前向いて歩けよ。」
「守谷先生!あ、すみません!」
ぶつかった相手は、またしても守谷先生だった。相変わらず顔は怖いが、表情や口調はとても優しい。
「前回もそうだったが、何をそんなに考えてるんだ?悩み事か?」
この際だからと、守谷先生にケンカで強くなりたいこと、でも運動神経がとても悪いことを打ち明けた。
「ほー、珍しいな。Fクラスでもねぇやつがケンカが強くなりたいなんてな。よし!わかった。俺がケンカの仕方を教えてやる。そんで、今度の休みはうちに来い。道場でビシバシしごいてやる!」
そう言って、守谷先生はニカッと笑ってみせた。
(まさか、これが大量経験値を稼げるボーナスステージってか!?ktkr!!これで一気に強くなれるぜ!なーんだ楽勝じゃねぇか!ラッキー♪)
「はい、よろしくお願いします!さっそく、今日からでも教えてもらえませんか!?」
「おう、張り切ってるな。いいぜ。ちょっと荷物置いてくるから、Fクラスの方で待ってな。」
「了解しました!」
逸る気持ちを抑え、Fクラスへ向かう。
(おー!これから強くなれるのかー、楽しみだなー!)
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