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あいつが会計だったのか…の巻
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朝ごはんを食べ、制服に着替えたところでチビもとい雨宮くんと部屋を出るタイミングが合った。
「あ、そういえば、さっきのやつは誰?もしかして彼氏〜?」
軽い冗談のつもりだったが、それに雨宮くんは目を丸くして次の瞬間顔を真っ赤にした。
「は、はぁー!?そんなおこがましいことあるわけないでしょ!!あの方は生徒会の会計をされているんだよ!とても優秀な方なの!僕なんか、1回でも相手して頂けただけでとてもありがたいんだから!」
「え、あいつが生徒会会計!?うそだろ!?」
驚きを隠せない俺に、雨宮くんは、俺の発言に怒りを顕にした。
「ちょっと!さっきから『やつ』だの『あいつ』だの失礼なんだから!口を慎みなさい!」
「あ、はい、すみません。」
あまりの勢いに思わず謝ってしまった。
(まあ、性格に難アリってところは生徒会に相応しいな、うん。顔も覚えたし、なるべく関わらない方が良さそうだ。)
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