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「ひっ…」
正臣さんが僕の後腔に冷たい液体を垂らした。いきなり冷たい液体を後腔に垂らされた僕は短い悲鳴を上げた。
「ま、正臣さっ…んっ…あっ…」
正臣さんが僕の後腔に指を挿れた。昨日、散々達紀さんのソレで貫かれた僕の後腔はすんなり正臣さんの指を飲み込んだ。
「……やっぱり初めてじゃないんだね」
さっきまでの蕩けそうなくらい甘い声で囁いて正臣さんの口から出たとは思えない冷たく暗い声に背筋が凍る……確かに父さんは優しくみんなから慕われていたのは知ってたし、僕も慕っている人間のひとりだ、それでも正臣さんの父さんに対する異常な執着は寒気を感じる。そしてその重過ぎる想いを今、僕にぶつけようとしていることにも…。
「んッ…くッ…」
「………初めてじゃないならもう慣らさなくても大丈夫だね………」
正臣さんの暗い笑顔に足がすくむ。これから何をさせられるか、想像するだけで恐ろしい。
「赤城先生…俺を受け止めてください」
熱に浮かされるように呟きながら正臣さんは僕を床に押し倒し自分のソレを取り出した、正臣さんは取り出したソレを僕の後腔に宛がう。達紀さんと大して変わらない正臣さんのソレに僕は息を呑んだ、またあんな大きいモノを中に挿れらると思うと恐怖で僕は震え上がる。
「あッ…だ、ダメ…それだけは…ああぁぁッ…!!!」
正臣さんは半泣きの僕にソレを挿れた。
「くっ…赤城先生…力抜いてください…キツいです」
「む、無理ぃ…!!」
正臣さんは強引にイチモツを僕の中に捩じ込もうとする。正臣さんの強引な挿入に僕は涙を浮かべる。
「やっと、赤城先生とひとつになれた」
恍惚とした表情で僕の奥深くまで自分のソレを挿れた正臣さん。長年望んでいてもできなかったことを実現できた正臣さんは蕩け切った顔で僕を見ていた。父さんに異常な執着を抱き、僕を父さんの代わりしているのにも関わらず、正臣さんは正臣さんのソレを受け入れ、圧迫感で苦しむ僕を心配したりはしなかった。
「赤城先生…もっと…もっと、深く繋がりましょう」
「あんッ…あッ…や、ヤメッ…あぁッ…」
正臣さんは深く繋がりたいと言ってはいるが、やっていることは皮肉にも僕を虐待している達紀さんと同じだった。正臣さんは狂気に取り憑かれたように僕に腰を打ち付ける。ただ自分が気持ち良くなりたいだけの勝手な律動に僕は翻弄される。
「んッ…くッ…あッ…すごッ…赤城先生の中…気持ち…イイ…はッ…あ、赤城先生も気持ちイイ?」
…こんな自分勝手な動きで気持ち良くなれるわけがない。正臣さんはひとつになろうとしきりに言うが、結局自分勝手な理屈を僕に押し付けているだけに過ぎない。正臣さんのヴァイオリンのレッスンは分かりやすく、僕の苦手な箇所をどうやったら上手になるか、丁寧に教えてくれた。
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