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「はぁはぁ…」
俺は床を背にしながら天井を見つめる。数えきれないほどの男を一斉に相手したせいで指一本動かすことができなかった。
「もう…こんな時間か…」
床に散らばっている制服を拾いスラックスのポケットからスマホを取り出し、時間を確認する。すでに10時を回っていた。早く帰らないと行けないのに、立てない。俺が立てるようになったのは11時に指し掛かるころになってからだった。俺はがくがくの足で立ち上がり、空き教室を出た。何度も倒れそうになりながらも家に向かう。家に着いた俺は脱衣所で精液まみれの学ランとスラックス、下着をかごに突っ込んでバスルームに入る。熱いシャワーを浴びる。中に残っている精液が俺の脚を伝う。まだ熱が残っている液体が俺の脚を伝い床のタイルを汚していく。立っているのも限界だった俺はそのまま倒れてしまう。俺はシャワーに打たれながら起き上がることはできなかった。
「…くっしゅ…」
1学期最後の日…多数の男に犯され、バスルームで動けなくなった俺は30分ほどシャワーに打たれ続け、なんとか身体を洗った俺は髪を乾かさずに寝てしまった。連日の情事で貯まった疲れが弾け、朝起きた時には身体がダルかった。試しに熱を測ると38℃を超えていた。せっかく夏休みでヴァイオリンの練習をたくさんしようと思ってたのに幸先悪い。リゾットを食べて、風邪薬を飲んで大事を取って俺は今日はヴァイオリンの練習をせずに休む。今日休んで治れば明日からまたヴァイオリンの練習に時間を割ける…逸る自分にそう言い聞かせ、俺は眠りに着いた。
「……起きたか?陽?」
目を覚ますと達紀が俺の顔を覗き込んでいた。俺は身の危険を感じるが、身体がダルいせいで動けない。
「まだ熱残っているみたいだし、動かないほうが良いんじゃないか?ほら、スポーツドリンクとゼリー」
妙に優しい達紀に俺は困惑する。俺は達紀の善意を素直に受け取りスポーツドリンクで水分を補給する………俺がスポーツドリンクを飲んだ瞬間、達紀が残忍な笑みを浮かべていたことにも気付かずに…。
「はあはあ…」
スポーツドリンクを飲んでしばらく経つと身体が異様に熱くなる。俺はイスに座って本を読んでいる達紀を見る。
「どうした?身体が熱くなってきたか?」
達紀は俺の異変に気付く、俺は達紀の言葉にうなづいた。俺は達紀を…と言うか達紀の中心に目が行ってしまう、俺を散々突き上げ、イカした大きなアレに…。
「どこ見ているんだよ、淫乱?」
「……ッ…!!」
達紀の中心をじーっと見ていることを達紀にバレてしまう。風邪で身体が辛いはずなのに、どうしても達紀のソレがほしくなる。
「……どうやら聞いてきたみたいだな」
達紀は読んでいた本を閉じて立ち上がる。
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