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「…………おい、このままだと本当に死ぬぞ」
このまま絞め殺される道を選ぼうとする俺に、達紀は舌打ちして腕を俺の首から離す。俺は敷かれている布団の上に倒れ込む。
「ゲボッゲボッ…!!」
「このッ…クソガキッ!!」
達紀は頑固な俺に苛立ち、俺の鳩尾を蹴り飛ばした。達紀の太い足で鳩尾を蹴られた俺は激痛で悶え苦しむ。
「……いつも男に犯されて悦んでいる淫乱のくせに」
よっぽど苛立ついたのか、達紀は何度も俺の鳩尾を蹴り飛ばす。俺は胃のものが飛び出ないように口を手で抑える。
「クソッ…」
達紀は悪態を付いて、俺の両手をタオルでキツく縛る。
「……良い格好だな…陽」
達紀は俺の髪を掴んで無理矢理座らせる。乱れた赤い浴衣、ボサボサの赤い髪、達紀に蹴られた腹が赤くなっている。
「……こんなことされたのに勃ってるじゃねーか?とんだ変態じゃないか」
達紀は股下の浴衣を左右に裂いてボクサーパンツを膝まで下げた。すでに先走りが溢れている俺のモノを見て、蔑むような視線を俺に向ける。
「…ち、違う…ち、違う…これはッ…」
「…チッ…ピィピィうるさい…これでも咥えてろ」
現実を受け入れられない俺は狂ったように『違う』と呟く。そんな俺を冷たい視線を向ける達紀は口にタオルを突っ込んだ。
「お前はただ俺のモノを挿れて悦んでいれば良いんだよ」
達紀は俺の後ろに回り、帯を緩め、いきり立ったイチモツを取り出す。
「…昨日も一昨日もヤッているから解さなくても良いよな」
「……………」
俺の後腔に自分のイチモツを押し当てる。達紀の巨大なソレをろくに解さずに挿れられたらどれだけ痛いか分かるが…それ以上に達紀のイチモツが欲しくて仕方なかった。もし、今…達紀と繋がってしまえば今以上に苦しくなることを知っているのに俺は…。後先のこと一切考えず目先の快楽に身を委ねる。俺は生まれてから父さんに誉められたくて、父さんの相応しい息子であるために自分を律してきた。父さんが亡くなって人生の目的を失った俺は抜け殻になってしまった。そして達紀と母さんが結婚し、そして達紀に初めてを奪われた。ヴァイオリンしか興味のない俺の世界に劇毒なりかねない快楽を与え、人生を目茶苦茶にされた。達紀も父さんとは別の意味で俺に絶対的な存在となった。
「んッ…んんッ…!!」
達紀のソレが後ろからゆっくり挿れられる。俺の躰の芯がゾクゾクと震え出す。
「っは…な、慣らしてない…のに、すんなり挿ったぞ…くッ…今日は一段と締まりが良いな」
達紀のソレが俺の奥深くまで挿れられる。相変わらずとんでもない巨大さと固さで俺を翻弄する。
「んッんッ…」
俺のソレは達紀のモノを挿れただけで今にもイキそうだった。俺のソレから溢れ、布団を汚す。
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