アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
86
-
「はぁはぁ…クソッ…」
ローターは数分俺を嬲っただけで止まった。俺は視線を参考書に戻す、中に入っているローターが気になって仕方ないが、それよりこれ以上成績を落としたくない。何度かローターに邪魔されたが勉強そのものは順調に進んだ。
ヴィィィィィィ!!ヴィィィィィィ!!!
「………あッああぁッ…!!」
また弱い振動で嬲られると油断していた俺を容赦ない振動が襲う。
「あああああああ!!!」
参考書のページをめくっていた手に力が入り、参考書がぐちゃぐちゃになる。座っているせいでローターが俺の奥深い場所に当たる。俺のソレがむくむくと固くなり貞操帯に食い込む。あまりの激痛に俺は悲鳴を上げる。涙で視界がぼやけ始める。
「た、達紀!!お願いッ…ああッ…ヤメッ…んああああッ…!!」
俺はここにいないのに達紀に助けを求める。だがここにいない人間に助けを求めたところで何かが変わるわけでもなく、ローターは俺に快感と激痛をもたらす。俺はイスから転げ落ち、快感と激痛にのたうちまわる。
「はあはあ…」
幸い、ローターはすぐに収まった。俺は荒い呼吸を繰り返しながら見慣れた天井を見上げる。とても勉強どころではなくなってしまった。またいつローターが動き出すか怖くてたまらない。
「はッ、んんんんッ…!!」
(ま、またぁ!?)
息を整え、ベッドに上がろうとした俺をローターの振動が襲う。俺は肩を抱いて床を転げ回る。奥深い場所で震えるローターのせいで俺のソレが貞操帯に容赦なく食い込む。
「あぐッ…ああああッ…い、痛い…んッ…ああああッ…!!」
俺の痛々しい悲鳴が部屋中に響く。ローターを取ってしまえば楽になれるのに、取り出したことを達紀にバレたらなにをされるか分からない。正直、今の状態でも気が狂いそうなのに、これ以上のことをされたら俺はもう本当に壊れてしまうだろう。
「だだいまー」
母さんの陽気な声が俺の部屋まで微かに届く。
(た、助かった)
達紀と母さんが帰って来た、これで貞操帯を外してもらえると俺は安堵した。
「お、お帰り…」
俺はローターのせいで転げ回ったせいでボサボサになった髪を整えふたりを出迎えに向かう。
「あぁ…陽…お土産にあなたの好きなケーキ買ったから冷蔵庫に入れて、夕飯終わってから食べなさい」
母さんは俺にケーキの入った箱を渡す。俺は母さんから箱を受け取り冷蔵庫に入れる。
「陽…よれよれだけど?大丈夫かい?」
達紀が白々しくよれよれの俺を気遣う。大丈夫も何も、俺がこんなになったのは達紀のせいだと言うのに…。
「少し寝起きだから…」
「そうか、せっかくの休日だしね…ゆっくり休めたかい」
ローターを中に挿れているせいで言葉足らずになっている俺に達紀は普段、絶対に俺に向けないであろう笑顔を俺に向けた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
86 / 104