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龍弥君のヒミツ事
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2人でソファに座りお茶をすする
「晶さんは、妊娠した時ってどう思いましたか?」
この子は率直にものを言う子だなぁと思った
「俺の場合は・・・
お互いに合意の上で妊娠したんじゃなくて、相手が会社で子供見たら欲しくなったって言ってコンドーム付けないで1週間以上ヤられて、挙句には入れたままにされて抜こうとしてもまた入れらて・・・それで妊娠したんだ」
「そうだったんですか・・・
その相手の方は?」
「一緒に暮らしてるし、今は会社に仕事しに行ってるよ」
「離れたいって思わなかったんですか?」
「う~ん、無いかな
だって俺たちはお互いに好きだから離れたいなんて思わないよ」
「・・・・ありがとうございます
良いことが聞けました」
「なんかあったの?」
「実は俺・・・
ヤクザの組長から結婚を申し込まれててさっき買い物の時、逃げてたんです
組長の下についてる人達が俺の事探してたんです・・・」
「龍弥君はその組長の人をどう思ってるの?」
「好きですけど・・・・
すぐに子供産めって言うんですよ
俺だって学校・・・サボってはいますけど卒業したいし・・・」
「そのこと、組長さんに言ってみたらどう?
俺ならそうする
だって好きな人に逃げられてたら組長さんだって嫌だよ?
俺も一緒に行くから話、聞いてもらおっ!」
「一緒に来てくれるんですか?
体の方は大丈夫なんですか?」
「大丈夫!!」
俺たちはその組長さんがいらっしゃる家に向かった
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