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命
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2人が居なくなって静まり返った部屋ではスースーと寝息を立てて龍弥君が心地よさそうに眠っていた
誠二さんがあんなに怒ってたのにピクリとも動かなかった
眠くなくて起き上がると龍弥君はやっと目を覚ました
「おはよっ、気持ちよさそうに寝てたね」
「あ、晶さん、見ないでくださいよぉ・・・
体の方はどうですか?
痛くないですか?」
「大丈夫だよ
ありがとう」
「あの・・・晶さん、お腹触ってみても良いですか?」
「良いよ」
龍弥君の手を取って俺の膨らんだお腹に手を添える
「どう?」
「なんか、感動します!!」
「俺が妊娠ってわかった時に命を授かるってことを初めて知った
どれほど命とは重いものなのかって、命の大切さを知ったよ」
「そうなんですか・・・
晶さんは俺のママの先輩になりますね!
またいろいろ教えてください
そろそろ2人の事、呼んできますね」
龍弥君は部屋を出た
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