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出産準備
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「・・・・っ・・・・うっ・・・・・」
「もう少しで病院着くので頑張ってください!!」
龍弥君は病院に着くまでずっと声を掛け続けてくれた
病院に着くと病室に案内された
ともも来てくれた
痛みがさっきより和らいだ
「龍弥君、ありがとう」
「いえ、あとで誠二も来るって言ってましたよ」
「わかった、助かったよ」
龍弥君とともの会話が聞こえる
ともは俺の横にパイプ椅子を置いて座った
「アキ、大丈夫か?」
「・・・う・・ん、今は・・・安定してる・・みたい」
「そっか、
先生がもう少ししたら部屋、移動してもらうって
分娩室に行くんだって
俺も付き添うから安心して」
「ありがとう・・・」
ともが居てくれるだけで安心できた
陣痛には波があって今は治まってる
次はいつ来るかわからない
安定しているうちに移動する
そして分娩室の台に上がった
生まれるまでともは廊下で待ってるみたいですぐに出て行った
俺のほかに先生やナースが居た
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