アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
妊娠7か月
-
毎日腰が痛くて起きていることができない
立つことはできても、歩くのが辛い
誠二さんの家に行くのにも一苦労している
龍弥君と東雲さんの手を借りてゆっくりと歩いて行く
誠二さんの家に着くと布団が用意されててそこで休んだ
「晶さん、体辛そうですけど何かしてほしい事があったら言ってくださいね」
「ありがとう」
龍弥君は俺にいろいろしてくれた
腰を温めてくれたり、マッサージをしてくれたりした
この時期になると不安は毎日付き纏って来る
一人で居ると不安になる
「はぁ~」
ため息しか出ない
「晶さん、そんなにため息 吐かないでくださいよ」
龍弥君に聞かれていたらしい
「出産が近くなると不安が付きまとって来るんだよね
これは何度経験しても同じだね」
「俺は、一度しか妊娠してないけど不安なのはわかります
洸希を出産する前は、誠二は仕事もしないで毎日一緒に居てくれてたのであまり不安にはなりませんでしたけど、夜になると目が覚めてしまって・・・
誠二も気づいてくれて抱きしめて一緒に寝てくれました」
「俺もそんな感じかな
でも、仕事はさすがに休めないけど・・・
家族の為に毎日働いてくれてるし、俺の事も気にかけてくれる
良いお父さんだよ
勿論、誠二さんも良いお父さんだけどね」
「もちろんです!」
でもやっぱり不安は消えない
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
152 / 219