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それは突然のことだった。
いつも通り学校に行って、全ての授業を終え、家に帰ろうとバッグを手に持った時。
俺、佐伯海斗(サエキカイト)は後ろから誰かに呼び止められた。
「好きなんだけど」
振り返った先に在ったのは、その言葉と、一人の男。
程よく伸ばした茶色の髪に、優しそうな笑顔がすごく綺麗だと思った。
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