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プロローグ
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××××年。
かつて日本の中心部だった街"東京"。
今となってはただのビルの塊。太陽の光は年中雲に覆われ世界は暗闇に飲まれた。
まだ世界が平和だった頃のこと。
人口爆発や地球温暖化などによりいずれ人が住めなくなるという危機と世界はぶつかっていた。
そして何百年という月日を重ね人々は他の星へと移住することに成功した。
権力者達は我先にと次々に移住をして行った。
しかしお金がないものは移り住む手段がなく地球に取り残されたのだった。
そしてまた随分と月日が流れた。
移住して行った者達は元いた国など関係なく全ての人間で技術を寄せ集め発展していった。
地球にいた女達は奴隷として他の星へと連れていかれた。そして不要な男が産まれると地球へと捨てる。
残された人々にはこの地球で生きていくために必要な物も技術も,何も残されていなかった。
しかしそこで驚くべきことが起きたのだ。
もとより人間の体にはある能力が備わっていた。残された人類はその能力が開花をしていき独自で進化を遂げたのであった。
そしていつからか能力は4つに分かれるようになっていた。4人の"特殊能力者"が現れたのが原因だった。
その4人をベッドと呼びヘッドを中心に集まった者達をチームと呼んだ。
"朱を司る者達"の能力は"火"
"碧を司る者達"の能力は"水"
"茈を司る者達"の能力は"毒"
"橙を司る者達"の能力は"力"
それぞれのヘッドの元に人々は分かれた。
そして自身の所属するチームのヘッドと契約を交わした者はヘッドと同じ種類の能力を使うことが出来た。
そして東京はある建物を中心とし4つのエリアに分けられた。かつて県などと呼ばれていた都市はそれぞれヘッドが話し合い均等に所有をした。ヘッドになった者はそれぞれ身につける物を受け継ぐという。
他のチームとの争いごとは日常茶飯事。
人々は生きるために力を手に入れたいがため必ずどこかのチームに所属していた。それが当たり前。
そしてかつての地球を"Worldcity-ワールドシティ-"
発展をした新たな星を"Nextcity-ネクストシティ-"
と呼んだ。
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