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キルがビルで眠り始めた頃。
元々拠点としていた橙と碧の境には人が集まっていた。そしてキルが拠点としていたビルの2階に4人のヘッドの姿も。
ミズキ「ふーん,ここがあいつが元いた場所か」
ミナタ「確かに感じるな…Secretの気配」
そう言いながら室内に落ちていた髪の毛を拾う。
それは綺麗な黒髪。
レイ「というかそのSecretはどのような能力者なんですか?」
ミズキ「そんなん知るか」
ノイ「まぁ少なからず何かを"壊す"もしくは"治す"能力だよね~」
特殊能力は大きく分けて2種類ある。
人を"壊す"能力か"治す"能力。それは古くからの伝わっていること。
今現在は"壊す"能力者だけが存在しているが実際は"治す"能力者も存在するという伝説。
ノイ「"治す"能力者なら僕らは争うことになるかもね…この世にたった1人のSecretを巡って」
キルは知らないがSecretとは"治す"能力もしくは"新たな"能力。
レイ「治すSecretの場合だったらでしょう。だいたい治すSecretならば今まで生きてこれた時点奇跡に近い。そう考えると新たなSecretのほうが確率的には高いと思われます」
ミズキ「でた…理論で語ろうとするやつ」
レイ「喧嘩を売られているのなら買いましょうか?」
ミズキ「まじで?」
ミナタ「やめろ…」
ミナタは深くため息をつく。
室内を見回し1度すんっと鼻を鳴らしたかと思うとニヤリと笑った。
ミナタ「行くぞ」
ミズキ「あ?もう行くのかよ」
レイ「…はぁ,ミナタ悪い顔してますよ」
ノイ「ふふ,それがミナタくんのいい所でしょ?悪巧みが得意なところがね」
だから皆なんだかんだミナタくんの言うことを守るんだよ。
この中で誰よりもミナタくんは悪いことを考えるのが得意だからね。
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