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冷たさと温もり。10
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「だったら、心の準備ができてたらいいの?」
俺を抱きしめてそう耳元で囁いてくる颯斗さんの色っぽい声にゾクゾクする。
「はや、とさん?
いや、そういう問題じゃ…ないんだけど。」
「…そうだよね。
ほんとごめんいきなり…。」
そう言うとパッと俺から手を離してくれた。
そしてその後何事も無かったかのように過ごしている颯斗さんを見て、颯斗さんにとってはキスなんかお遊び程度にしか思っていないのだろうかとか色々考えてしまう。
そして俺は風呂から上がりしばらくして自分の体の違和感に気づく。
身体中が火照ったように暑いのだ。
それどころか服が擦れる度に下半身に甘い刺激が走る。
なんだよこれ…!!!
するとそんな俺の異変に気づいた颯斗さんが俺に近づいてくる。
「棚木くん?大丈夫?」
「触っ、んなっ!」
颯斗さんに触られた途端にさらに熱くなる体に何が何だか分からなくなって颯斗さんの手を払いのける。
あぁ。最悪だ。
なんでこーゆー時なのに勃ってんだよ俺。
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