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全て内密に。3
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「修〜昼飯食べに行こ!」
「あぁ。もうそんな時間か。」
ワンコスマイルを浮かべながら俺のデスクに来た晴也に気づき、時計を見ると昼休みの時間になっていた。
俺達は社員食堂に向かい晴也はカレーを頼んでいた。
ちなみに俺は基本的にコンビニ弁当だから、普段はあまり使わない。
「あのさ、颯斗さんについて聞きたいことあるんだけど…。」
「ん?なに?」
「颯斗さんって、人気なの?」
これはずっと俺が思っていたこと。
晴也に初めて颯斗さんの名前を出した時にすごく驚いてたからだ。
「…ほんとに知らないの?」
「全く知らない。」
「まさかこの会社で笹倉さんのことを知らない人がいるなんて…。」
信じられないという感情が抑えきれてない晴也。
しかし、外回りばかりで社内にいる時間が少ないから、こーゆー情報に疎いの仕方ない…と思う。
「えーと。まず、あのルックスだから社内だけじゃなくて社外の女性からもモテモテらしいよ。
ファンクラブがあるとかないとか…。」
あー。これに関しては納得しかない。
たまに男の俺でも、直視できない時ある。
「あと、女性社員だけじゃなくて上からの信用もあって仕事もできて、部長のお気に入りとかって噂も聞くよ。」
「へぇ…すごい人なんだな。」
なんかもうそれしか言葉出てこないわ…。
完璧人間過ぎて怖い。
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