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繋がり。7
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母さんへの見舞いを済ませると夕方だったため、晩御飯を買うために近くのスーパーにやってきた。
…とは言え俺は全く料理が出来ないから結局買うのはお惣菜なんだけど。
あぁー、颯斗さんの料理もっかい食べたいなぁ…あれめちゃくちゃ美味しかった…。
料理男子ってモテそう。なんてことをぼーっと考えながらカゴに食べたいものを適当に突っ込んでいく。
ふと前を見ると見慣れた顔がいた。
「修!!」
そいつは俺に気づくとご主人様を見つけたワンコのような表情で駆け寄ってきた。
「よ。晴也も晩飯買いに来たの?」
「うん。そうだよ。
ていうか珍しいね。修がスーパーに来るなんて。」
「そりゃまぁ、コンビニ弁当だけじゃ飽きるから。」
「そっかー…あ!ならさ、俺が作ってあげるよ!」
いいこと思いついた!と言わんばかりの表情を浮かべ笑顔でそう言ってきた晴也。
わんこスマイルが今日も眩しい…。
ていうか晴也って…
「料理できんの?」
「失礼な!俺だって料理くらいできるわ!」
結局その後晩御飯は晴也に作ってもらうことになり、必要な材料を買って俺の家へ向かった。
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