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繋がり。8
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俺の家に着くなり料理を始めた晴也の手際はよくて、下手なものは出てこなさそうだと感じてホッとした。
疑ってすまん。晴也。
「おまちどうさま。
今日のメニューはトマトソースVer.ロールキャベツとオニオンスープにしてみましたー!」
出来上がった料理は想像以上のクオリティだった。
「う、うまそー!!
晴也お前いつの間に料理スキルなんて身に付けてたんだよ…!」
「まぁ基本家では自炊してるからねー。」
「でも昼は食堂だよな?」
「お弁当作るために早起きするのが嫌だから。
さぁ、冷めないうちに食べよう。」
俺の周りはどうしてこんなにもハイスペックな人間ばかり集まるんだ。
ところでそんなことより、もっと言うべきことがあった…
「なぁ、量多くない?」
そう。机に並べられた料理の量が半端じゃない。
スープはお椀に並々と注がれているし、ロールキャベツなんか大皿いっぱいに盛り付けられている。
さすがに男二人でも食べ切るのはきつい。
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