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伝えたい想い。 2
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「失礼します。森本部長はいらっしゃいますか。」
森本部長は総務部の部長さん。
颯斗さんと初めて出会った時にいた人だから面識はあるけどなんか緊張する…。
「あぁ。棚木くんか、わざわざすまないね。
君のところの部長はすぐに人に頼むんだから全く…。」
「あはは…そうかもしれないですね。」
確かにその通りなのだがあまり強く同意するのも良くないかと思っていたらつい苦笑いで返してしまった。
「あいつの所が嫌になったらいつでも言いなさい。
君は仕事がよく出来るからうちは大歓迎だよ。」
ハッハッハ。と豪快に笑いながら俺から書類を受け取り自分のデスクへと戻って行った森本さん。
アイツって言ってたけどうちの部長と仲良いのかな?
「ただ今戻りましたー…。ってあれ、棚木くんだ……。」
「え。あ、颯斗さん…!お疲れ様です。」
部長同士仲良くなるものなのかなーなんて考えてたらいきなり後ろから話しかけられるから誰かと思い振り向くと疲れた顔を浮かべた颯斗さんだった。
うわぁ。社畜が現れた。
そして何故か敬語を使ってしまった…。
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