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※過去の出来事。6
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「んんーっ…!」
せめてもの抵抗に翔真を睨みつける。
「ははっ。修兄ぃのその潤んだ瞳《め》さいっこうに可愛いよ。
そんな顔で俺のこと睨んだって逆効果だから。」
口にタオルを詰められている息苦しさから生理的な涙を出している俺を見てそんなことを言われた。
そして着ていたパーカーを一気に捲り上げられた時に底の知れない、得体のしれない恐怖を感じた。
こいつのすることはまともじゃない。
恐怖に支配され始めた俺の頭で理解できたのはそのくらい。
「やっぱり修兄ぃって肌綺麗だよね。」
寒さと恐怖で震える俺の体をうっとりと見つめながら、お腹の方へと手を伸ばしてくる。
どうにかこの状況を打破する方法はないのかと可能な限り頭や体を捻らせてみるが意味はなく、息が上がって何故か翔真の興奮度を上げてしまったようだ。
そんな俺の抵抗も空《むな》しく翔真の冷えた手は俺の体についた二つの突起を捕えた。
「…んーっ!!」
「あぁ、冷たかった?
大丈夫だよ。すぐ熱くなるから。」
「んんっ…!」
「ふふっ。痛かった?
でも痛い方が反応いいけどなぁ。」
否定の意を込めて思いっきり首を横に振る。
「え?なに?痛い方がいい?」
「んんーー!」
そんなわけないだろ!!と叫んだつもりでも相手には届かない。
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