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008.話す
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俺が歩くたびに王子様級イケメン君の髪が
揺れる。
「体重かけていいよ?」
声をかけて来た。
「あ、あぁごめんな」
にしても近くで見ると背ぇ高いな。
「寝不足?疲れて見えるけど?」
「あ、あぁ、うち父子家庭なんだよ。
その上弟が二人いるからなかなか寝れなくてさ、慣れてるつもりだったんだけどな…」
俺の家は父子家庭だった。
母は病気でなくした。
今は俺が弟二人の面倒を見ながら生活している。
だかここまで苦ではなかったのだが
それにキンキン声が響いたのか?←
「そうか、大変だね」
俺の方を見てニコッっと微笑んだ。
「さ、着いたよ」
ベッドの上で俺を下ろしてくれた。
「あ、ありがと、助かったよ」
よかった、本当に肩があって…
サボるどころじゃなかったな
マジで寝ないとか
と、ベッドに座る俺の横に
王子様級イケメン君が座った。
「お、お前は戻んないとだろ?いいのかよ?ゆっくりしてて」
「大丈夫だよ、だって
君の事もっと知りたいもん」
ドサッ
急に視界の位置が変わった。
て、天井だぁ…
天井?なんで天井?
「え、ちょ、ちょっと…?五位堂くん?」
「慶でいいよ」
ベッドに寝転がった俺の顔の横に
彼の手があった。
「え…?五位堂くん…どうしたn
チュッ
え?」
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