アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
012.写真*
-
「っはぁ…んんっ…あ…」
体にベッドのシーツが擦れるたびに全身が疼いて仕方がない。
もはや擦らないでも気持ちよくなってきた。
「はぁ…ん…はぅっ…あぁ…は…」
「………………………」
そんな俺に背を向けて、彼は何かの参考書を読んでいるようだった。
そんなに感じてるなら自分で抜けばいい、と思っている人もいるだろうが
残念ながら俺は、今両手をネクタイで拘束されているうえ、アレもゴムで根元をおさえられている。
だから俺は射精したくてもできないのだ。
「お、おぃ…こ、れぇ、ほどけ、よぉ…」
「……………………………」
快感のせいでなかなか出ない己の声を
必死に絞り出して言った。
だが彼はまだ黙ったまま参考書を読んでいる。
「お、ねがぃ…しますぅ、とってぇ…」
苦しくて涙が出てきた。
「………ははっ…………」
急に笑い出したものだからびっくりした。
「いいよ、とってあげる」
パシャ
………え?
「な、なにぃ…?とって、ってばぁ…」
状況を理解できない。
「はいはい、わかってるよ」
パシャ
こ、こいつ…写真とってやがんのか!
まじありえねぇだろ…
「や、やめろぉ…とる、なぁ…はぁっ…」
すると彼はニコッっと俺に笑顔とスマホを見せてきた。
「ほら、見てみる?かわいいよ?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 82