アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
033.ないない
-
倒れた…!?俺そんなの知らねぇよ!?
俺の頭の上に?マークがいっぱいあるのを察したのか優ちゃんが詳しく説明してくれた。
どうやら俺は昼休みに屋上で飯を食ってる時に具合が悪くなってそのまま倒れたらしい。
それで屋上から慶が負ぶって来てくれたとのことだった。
お、俺倒れたんだ…
「いずみん、今朝も僕のいない間に保健室来たんでしょー?またサボりに来たんだと思ったら違くてびっくりしたよー」
まぁ最初の目的はおサボりなんだけどな…笑
てか31歳、相変わらずマイルドなしゃべり方だなぁ…
「もう4時半だから帰りなよ?五位堂君もずっといずみんのこと待っててくれてるんだからね?」
け、慶…待っててくれたんだ…
ちょっと、ほ??んのちょっとだけどな!
や、優しい…と思った。
ほ???んのちょっとだから!!
勘違いすんなよな!!!
「じゃあ伊澄、帰ろうか、カバンは持って来てあるから、ね?」
慶が俺のカバンと自分のカバンを抱えて座っているのが見えた…
こ、こんなことまで…
俺はベッドから立ち上がって帰るしたくをした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
33 / 82