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034.偽る
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俺は少しオレンジ色になった空の下を慶と二人で横にならんで歩いていた。
「あ、あの…け、慶、えっと…あ、ありがと…」
やっぱお礼は言わなきゃな。
「ん?なんのこと?」
とぼけてんのかぇ?俺を負ぶってくれたこととかカバンとかだろうがっ!鈍いぞ!
「い、いや、負ぶってくれたこととか…カバンと…いろいろ…?」
恥ずいっ!/////
「あ、そのこと、そのことなら気にしなくていいよ?
だって半分は嘘だもん」
へぇ?そんなんだ?…………
はぃっ!?
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