アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
037.言い訳る
-
ん?こいつなんつった?昼休み伊澄?だれいずみって、あ、あぁ隣の隣のクラスの和泉くんの事ね?だ、だよね?和泉くんだよね?
「いっ、いずみ?和泉くんっ…?」
「い、ず、み、ね!イントネーション違うじゃん、月島伊澄!つ、き、し、ま!!」
ふぅ?ん月島伊澄ね、は?ん女みてーな名前の奴だな。さぞからかわれたろうに。
おっ俺ぇぇええええええええ!?!?
い、いやいやいやいやないないないないない
ごっ合成だ!これはフィクションだ!画像を合成したんだ!俺の顔と合成したんだ!絶対そうだ!うわっ俺ぁやっぱ天才だわ!!
「ごっ合成だろこれ!こんなのわざわざ作って俺のことこと脅そうとしてたんだろ!」
イヤホンの繋がったスマホを持ってニヤニヤしている慶に大声で言った。
キョトンとした慶の表情…これは図星だな?
「え………バカ?そんなわけないじゃん。」
くっそ!何事もなかったような顔で堂々と言い訳なんかしやがって!俺にはわかるんだよ!!
「うそつくなよ!俺を脅そうとしてんだろ!俺にはバレバレなんだよっ!」
もはや涙目になって言い張った。
つーかなんで涙目やねん。
またキョトンとした顔しやがって……
「っははははははははは!!!!
やば、ちょっと可愛いんだけど!なにその言い訳っははははははははは!!」
な…なに涙流して笑ってんだよ。
どうせ俺にバレそうで泣きそうになったのを隠すために大笑いしてんだろ?そうだろ?
「ほ、本当に合成だと思ってんの?つははははは!そんなわけないでしょ」
デスヨネ__________________………
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
37 / 82