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049.拓磨のお話-狙われる?-
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拓磨side
…………………………………?
狙われる?
狙われる、の意味がよくわかんなくて首を傾げる。
「ね、狙われるって………?殺し屋…とか…ですか……」
普段なら自分から声を出したりしないけど、やっぱり気になるから聞いてみる。
も、もし殺し屋とか言われたら…
考えただけで吐きそう…
「い、いやそうじゃない。」
生徒会長がオレの質問に答えた。
こ、殺し屋じゃないか…よかった…
「殺し屋ではない。だがな、なんだ、その、アレだ、アレ。」
口下手…昔っからだった気がする…
「会長、ではここも私が。」
「あ、う、うん頼む。」
さっきと同じ様なやりとりをしてる。
「では、、あなたはこの学園の一部の男子生徒から狙われいるのです。」
いや、意味がわかりません…
「え、お、オレ…恨まれる様なこと…したんですか……」
生徒会長の目の前で突っ立ったまま
汗はだらだら流れる。
目の大きさの割に小さめの黒目が左右に泳いだ。
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