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便利屋と熊【5】※R-18
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息がだんだん苦しくなってきて、俺は思わずエリックの服の裾を引っ張った。
エリックが察して口を離してくれる。本当は止めたくなかったけどよ…。
「っ…はぁ、は…っ…エリック…お前、口でかいんだよ…!俺ん中、お前の舌でいっぱいなるだろうが…」
息切れしながら、埋め合わせようのない体格の違いに文句言ってやる。
「…可愛いな、獏は」
「かわ…っ?!」
「……獏」
じっとエリックに見つめられる。何か、目付きギラギラしてるっていうか…。そう思った瞬間、腰を引き寄せられて抱き上げられた。
「おわっ?!な、なんだよ、エリック!」
「ベッド、行こうと思うんだが。どうかな」
「はぁ?!おま、それ、マジかよっ!」
「嫌がってないと見るがいいか?」
拒否権ねぇだろ!ヤル気満々じゃねぇか!いや、断る気もねぇけどよ!
…なんか急に恥ずかしくなってきたぞ…。
エリックは俺を抱えて、カウンター裏を通って奥の部屋へ入った。ここ、前、俺とエリックが…。
………………やべ、思い出して勃ちそう。
そうこうしているうちに、優しくベッドに降ろされた。
「あ、え、エリック…」
「すまない、今回は特に余裕がなくなった」
「…っ」
豪快に服を脱いで、エリックは俺の上に跨った。
こいつ…もう勃ってる…。ていうか…前も思ったけど…で、でかいな…。
エリックは俺たち便利屋みたいな裏の業界では結構有名人だ。貴重な武器の調達場所だし、何よりとにかく背がでかい。背だけなら珍しくないが、背というか体格が規格外なんだよな。力も凄いし…。
となると、まあ…こっちの方もそれなりの大きさだよな。
「……」
「どうした?やっぱ乗り気じゃないか?」
「え?!いや、そうじゃねぇよ…あー…なんだ、その…改めて見ると、でかいなって…」
「ん?あぁ、こればっかりはなぁ…獏には辛い思いをさせることになるかもしれんな」
「…っそんなの覚悟の上だ!俺は子供じゃねぇぞ!」
エリックは俺に優しく笑うと、俺の頭をぐしゃぐしゃ撫でた。
「ははっ、ありがとな!…まあ、お前さんが辛くならないようにするのも、俺の仕事だ」
「うぁ?!」
エリックに足を掴まれて、下着ごと服を脱がされる。もう既に勃っている俺の……。
……仕方ねぇけど…小さく見える。エリックの後だとインパクト薄れるな…。なんか悔しい。
「こっち…触るぞ」
「っ!う、あ」
どこから出したのか知らねぇけど、ローションをぽたぽた後ろに垂らされる。あったかいやつ…。冷たいのより、こっちの方がいいな。
「大丈夫だ。ゆっくりするから」
「ん、うん…、あ…ひぅ…っ」
本当にゆっくり、エリックの指で慣らされる。優しく女みてぇに扱われて、羞恥心ハンパない…。
喰から聞いてはいたが、初めてはそれなりに痛いらしい。ましてやエリック相手なら尚更、余裕なんか生まれないだろう。でも、俺はエリックにちゃんと気持ち良くなってもらいてぇし。
「…ん?意外と早く解れてきたな…」
「…っ!」
「もしかして、獏…」
「…………うるせぇ」
「へぇ…ちゃんと準備してくれてたのか」
「……うぅ…」
エリックがいたずらっぽくニヤリと笑った。
仕方ねぇだろ…だって喰が…自分で練習…しといた方が良いって言うから…。
「でも、まだ足りないな…指、増やすぞ」
「…うん…っ、あ…ひぅ…っ」
指一本増やされただけで、圧迫感が全然違った。エリックは懲りずに優しく解してくれる。早く挿れたいだろうに。
俺だって、ほんとは早く挿れてほしいし。
「エリック…」
「ん、どうした?」
「もう、いいから…」
「っ…いや、もう少し解した方がいいんじゃないか?」
仕方ないから、喰から教わったとびきりの方法を使うことにした。
上目遣いで…自分のして欲しいこと、正直に伝える…だっけ。
「我慢…出来ねぇ…早く欲しい…っ」
恥ずかしすぎて、結局のところ上目遣いなんて出来やしなかった。真っ赤になって俯いて、ちっせぇ声でボソボソ。
でも、エリックの空気が一瞬で変わった。
それだけは分かった。
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