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人気のない場所に連れていくなり男たちは俺を襲う。
発情していないのに何で……
訳も分からず必死に抵抗する。
「やだっ!放せよ!」
「うるせぇな、いつもはそんな抵抗なんてしねぇくせに」
いつも……?もしかしてこの人たち俺に会ったことあるのか……?
顔なんていちいち覚えてない。1日1回のときもあればそれ以上男に抱かれるときもある。
「おいっ!こいつを縛っておけ!」
「あぁ」
「一度やってみたかったんだよ、こいつと」
「結構綺麗な顔してるもんな」
男たちの一人が俺の顔を舐めてきた。
「気持ち……わるっ……」
発情してない状態で知らないやつに触られるのは正直気持ち悪くて吐き気がする。
「気持ち悪い?気持ちいいの間違えだろ。いつもアンアンよがって男誘ってるんだって?俺のダチが言ってたぞ。セックスしてる時のお前は快楽に溺れた淫乱だって」
「…」
何も知らないくせに。俺はこんな体になりたくてなったんじゃない。
「なぁ、俺たちにもご奉仕してくれよ?」
「……やっ……めろ!放せ!お前らなんかに奉仕なんかするか!クズ!」
仰向けの状態で手は頭の上に押さえつけられ、足の上には男が乗っていて上手く抵抗ができない。
おまけにシャツをめくられ、男たちが体中を触ってくる。
しかもこんな状況にもかかわらず発情しかかってる。
「そんなこと言っていいの?一応撮ってるんだよねー、梓くんのエッチなカラダ……」
男がスマホを向けてくる。
「やっ……やめ……」
「バラされたくなかったら、おとなしく俺たちにご奉仕してよ?ね、賢い梓くんならわかるでしょ?」
こんなの絶対イヤ……!でもこれがきっかけで涼ちゃんや景太さんにも迷惑がかかるかもしれない。
それはイヤだ。どうしよう……どうしたら……
考えてる間も男どもは俺のあらゆる場所を触る。
気持ち悪い……気持ち悪い……触るな……触るな!
「いいねぇ〜。体をビクビクさせながらも抵抗なんかしちゃって……いい加減認めたら?自分の気持ち、本当はご奉仕したくてたまらないでしょ?」
「誰がっ……」
俺はそんなこと思ってない。逃げなきゃいけないのに敏感になってきて力が入らない。
「あぁー、早く入れてぇ……でもこんなの強姦だもんね。俺はそんなの趣味じゃないし見たくない。梓くんが俺の上でよがってる姿が見たい」
何言ってるんだ、こいつ。気持ち悪い……
「ねぇ早くしないと俺の考えが変わって本当に強姦するかもよ?いいの?」
どちらにしろ襲われることには変わらない。3対1……どう考えても勝てない。
それに人通りも少ない場所。助けも来ない……
諦めるしかない、そう思ったときだった。
「すみませーん、お取込み中申し訳ないんですけど、もうすぐ警察来ますよ?」
「あぁ?」
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