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家につく頃、テケテケは泣き疲れたのか眠ってしまって、なんだかんだ言って僕に抱っこされて安心はしていたようだった。
寝顔もかわいい……♡
とりあえず、この血まみれの子をそのままベットやソファに寝かせるわけにもいかないので、お風呂にいれてあげることにした。
人体を見ることには慣れているので、胸が見えたところでなんの問題もないだろう。
テケテケをお風呂場まで運んで、タイルの上に寝かせた。
裾がビリビリに破けた白いTシャツを手で引きちぎって脱がす。
いちいち脱がすのもめんどくさかったし、こんな血塗れでボロボロならこの先着ることもないだr………
え……
胸がない!!
いや違う……こいつ……男!?
ああ、そうだった……女の子にしては声低かったよな…
やべぇなぁ……
…………
まぁ、いっか。
かわいいことには変わりないし。
乾きかけてこびりついた血痕をタオルで擦る。段々と彼の本当の肌の色が露わになってきて、その血色の悪さに驚いた。
ほんのりと青白く、でも滑らかな肌。
綺麗っちゃ綺麗だけど、なんだか可哀想だった。
骨も所々形が浮き出てる。
あったかいご飯、食べさせてあげないとな。
全身を洗って、ふかふかの白いバスタオルで体を拭いてあげた。
それから胴体と下半身の切れ目に厚いガーゼをあてて、包帯を巻いた。
顔も落ちたときに擦りむけていたので、そこには絆創膏を貼っておいた。
服は……着せるのめんどくさいし、このままでいいか。
綺麗になったテケテケをまた抱いて、寝室のベットまで運び寝かせる。
運んでる間彼からずっと僕の使ってる石鹸と同じ匂いがして、独占欲が満たされるのを感じていた。
布団をかけてあげてから時間を確認すると、午前4時を過ぎているのに気がついた。
ご飯、作っとくか。
これからこの子と生活できることが楽しみで、僕はわくわくしながら献立を考えていた。
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