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和樹sid
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いや~ヤバい本当に可愛いな…
これは演劇部に入れたら先輩喜んでくれそうだな…
俺はそんなことを思いながらご飯を食べていた。
「ふ、ごちそう様~めっちゃ、美味かった!!」
でも、こいつの難点はこれだ…
「そう?お世辞でもそう言ってもらえてうれしいよ」
ほとんどマイナス思考……
「世辞じゃない!俺は世辞は言わない。約束しろ。俺は絶対に世辞は言わないから、今度からそんなこと言うなよ。」
「う、うん…」
「もっと自信持て!めちゃくちゃご飯美味しかった。あ、あとさっきの演技も上手だった。」
「あ、ありがとう?」
「うん。それでいいよ。」
これはちょっとずつ改善させていくしかないかな…
そして、いずれは演劇部に!!!
一回、先輩に写真見せてあげよ!絶対先輩も入ってほしいって言うはず!
「和樹君デザートもあるけど食べれる?」
「おう!」
「分かった。じゃあ持ってくるね。」
「あ、じゃあもう一度だけメイド風に持ってきてよ。」
「う…うん」
これ録音して先輩に見せよ!携帯セットしてっと…よしOK!
「お待たせいたしました。ご主人様!イチゴジュースのジュレでございます。ご主人様はまだ未成年でございますので普段はロゼを使う事が多いのですがジュースを使用いたしました。どうぞお召し上がりくださいませ!」
「///ん、ありがと」
「いえ、ご主人様のお世話をするのがメイドの役目ですから(ニコ)」
(かわいい////)俺は赤くなってしまった顔を隠すためにうつむいた。
「ん?どうかなさいましたか?ご主人様?」
そんな俺を気遣うメイドの爽紀は俺の顔を覗き込んできた。
「なんでもねえよ//ってかもういいよ!メイド役しなくて//」
照れ隠しで少し怒鳴ったように言ってしまった。
「ごめん。ちょっと調子に乗りすぎた…気持ち悪かったよね。ごめん」
やっぱりこいつの難点はネガティブ過ぎるところだな。まぁでも今回は俺が悪いな…
「ごめん。こんな格好やっぱり似合わないんだよ…今すぐ着替えてくる。ごめんね。」
「待て、勘違いだ!お前があまりにすごい演技をするから本物の女ってか本物の女より可愛くって照れてただけだ!!気にするな!」
「無理しなくって」「無理じゃないしお世辞でもない!さぁ、デザート食べよ!これ食べ終わったら、お前の写真取るんだから勝手に着替えるなよ!」
俺は爽紀の言葉を聞かず無心でデザートを口に頬張った。
「あ~食った食った。全部上手かった。」
「お粗末さま」
「さぁ、ご飯も終わったし、写真撮らせて!」
「あ、そうだったね。本当にいいの?こんな僕を写真で撮って…」
「俺が撮りたいって言ってるからいいの。よし、じゃあその辺に立って。」
携帯を手にした時動画を撮りぱなしにしている事に気がついた。
(うわーだいぶ回してたな〜)
「ここ?」
「うん。よし、撮るぞ。」(カシャ)
「よし、OK!てか、ホント可愛いなwwwあ、世辞じゃないからな!」
「え、あ、ありがとう…」
「な~ガチで演劇部はいらねぇか?お前だったら、絶対女役のトップになれるって!」
「いや、気持ちはありがたいけど、それは和希君の中だけだよ。」
「いや、絶対なれる。絶対演劇部に入ってもらうからな!」
「……その気持ちだけで本当にうれしいよ。和樹君が僕の分まで頑張って!僕、応援してるからね!」
「っ///」
可愛い…いや、そうじゃなく…何が何でも入れるぞ!
そんなこんなで、1日目が終わった。
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