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奏輝sid
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6人芝居をしたメンバーは第二演技室に向かい、女形の着替えを待っていた。
「お疲れ様でした。無茶振りしてすみませんでした。」
「おいおいw部長が頭さげんなよw」
「珍しく俺も荒太の意見に賛成〜」
「珍しくってなんですか〜w」
「いやまともな事言ってるからw」
「いつもまともっスよ。w」
「はいはい。まぁ本当に頭下げる必要ないぞ。部長はお前だし、メンバーもしっかり対応力のある奴らだった。
それにインプロ楽しいからなw」
「ありがとうございます。裕也さん」
「奏輝俺は〜」
普段は無視だが、恥ずかしいながら礼を述べた。すると荒太は鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしていた。
「楽しそう〜」
「何の話してたの?」
着替えを済ませた、女形の3人が帰ってきた。
「特に何にもないよ。なぁ、奏輝」
「はいw何にもないですよ。」
「うわーおれを虐めてた事二人で隠蔽するんだ〜」
荒太は泣くふりをしていた。
「あ〜いつものことw」
「そうねw」
「怜先輩も茜先輩もひどいっス…薫〜俺の相棒として何か言ってやって〜」
「同期の奏輝さんを見習って、落ち着いたらどう?」
荒太はいつも通りコテンパンにされたw
「あ、そうだ〜奏ちゃん今日どうしたの?部活に遅れてくるなんて珍しい」
ここにいるメンバーで裕也さんしか知らない、むしろ、裕也さんにも詳しい話はしていない。
迷った挙句俺は「彰人先生に呼び出しされてました。」と誤魔化した。
怜ちゃんはなんとな納得してくれたみたいだった。
みんなと解散した後、俺は彰人のとこに向かった。
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