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ふたりでシャワーを浴びて、ベッドに戻った。俺は寝転がり、小夜の綺麗な裸を眺めている。
シャワーでは、あえて触らずにただ見ていた。そして今も、ただ見ている。だが、見ているだけで、下に熱が灯った。
白い体を恥ずかしそうに隠しながら、物欲しそうに俺を見ているからだ。
「小夜?教えて。俺の前で、昨日はどうやってオナニーしてたか見せて?」
顔を伏せて、イヤイヤをする小夜に優しく諭した。
「小夜、俺に見せて?ショックだったんだ。小夜が知らない女の子についていくなんて。」
もう、選択肢はないんだよ?
正直、まだ怒っていた。あの女の子は、小夜の事が好きなのだ。
小夜に話しかけたくて、小夜のことを知りたくて、きっといつも降りる駅で待ち伏せしていたのだ。
優しそうな綺麗なお兄さんというイメージなんだろう。もしかすると、王子様だと妄想しているのかもしれない。
小夜は、俺のモノだという独占欲。
小夜は渡さないという嫉妬。
我ながら醜いと思う。だが抑えられなかった。小夜に乱暴なことをしないだけ、偉いんじゃなかろうか。
本当はベッドに放り投げて、何も言わさずに襲いたかった。
だが。
傷つけたくは、ないんだ。
「小夜、お願い。」
ちょっとだけ、意地悪させて。
「・・・小夜が女の子と一緒にいて嫉妬した。」
小夜が顔を上げる。眉を下げて本当に困った様子で、ごめんなさいと小さな声で謝った。
そして、壁を向いて乳首をいじりだした。
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