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「・・・さ、や。」
荒い息を吐きながら、愛おしさに唇を重ねた。
ふたりで酸素を分け合いながら、甘い舌を絡めた。
「愛してる・・・ありがとう。」
体重を乗せられて意識の戻った小夜は、ぎゅっと抱き返してくれた。
「おれ、の、ほうこそ・・・んっ。もらってくれて、ありがとう。」
抱きしめ合い、口付けを交わす。疲れ切って、一歩も動きたくなかった。
小夜の体を起こし、バスタオルの綺麗な部分で軽く汚れを拭き取ると、床に落とした。
「このまま、ちょっと寝てもいい?」
「うん、おれも動きたくない。」
上掛けをめくり、裸のまま抱き合う。
時刻を見ると4時だった。
「おやすみ。」
「おやすみなさい。」
目を閉じると、優しい体温に誘われてすぐに眠りへと落ちた。
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