アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
294 後日談 2018年9月23日
-
うぎゃあッ!!!
翌朝、マンションに悲鳴が響き渡った。
寝ていた俺は何事かと飛び起きて小夜を探した。
「小夜ッ!!」
開いたスーツケースの前でペタリと座り込んだ小夜は、わなわなと震えながら俺を見上げている。
「こ、これ・・・。」
指差した先にあるものを見て、半分泣いていた。
「ああ、なんだぁ。小夜へ北海道のお土産。」
「バカーッ!」
手のひらで顔を隠して泣きだした小夜を、後ろから抱きしめた。
「やっぱり通販より実物を見て選びたかったんだよねー。」
「バカバカバカバカ、風見さんのバカーッ!」
ペナルティセックス用のラブグッズが詰め込まれたスーツケースにニヤリと笑った。
「大丈夫、ペナルティが発生しなければ良いんだから、ね?お利口にできるでしょ?」
「・・・うん。」
スンスンと鼻を鳴らしながら頷く小夜のあやしながら、さて、どうやって言い掛かりをつけようかなぁと、今後の楽しいセックスライフに夢を馳せる風見だった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
294 / 1523