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初めてストーカーに出会いました
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学校終わり友達といつものように公園で遊んでいたが夕暮れ時になり、遅くなると怒られると皆急いで帰っていった。
自分の親は両親とも共働きで、帰りが遅い。
夕日が沈みかけ、周りが段々と暗くなり家の灯がちらほらと付き始める様子を何と言うわけでは無く、ぼーと眺める。
「良いなぁ」
親が自分の為に働いてるとは分かってはいるが、まだ中学生。羨ましいのは羨ましい無意識に口に出てしまっていたのだろう
「何が羨ましいの?」
驚いた
いきなり背後から声をかけられ驚きながら振り向くと、背の高い男が立っていた。
「何か欲しいものがあるの?」
男は隣に座り、顔を覗き込んできながらにこりと笑う。眼鏡の奥の切れ長な目が自分を捉える。
こういうのをイケメンと言うのか、世の中とは不公平なものだ。
「どうしたの?とおる君」
ずっと黙っているのを気にしたのか、不安そうにこちらを見る
……………
ちょっと待て、なんでこいつは俺の名前を知ってるんだ?
まだ、声を掛けられて一言も喋ってないのに
コワい
「も、もう帰らないと行けないから」
こわい
「そうなの?でも、いつも帰るの遅いよね?両親」
怖い!
気づいたら無我夢中で走っていた。どこをどう走ったのかは覚えていない
だから気づかなかった後ろでおの男が
「また今度ね。とおる君」
と笑っていた事なんて
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