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嘘つき
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退屈な授業。
ノートに落書きをするか、
寝るか、携帯をいじるか、
おやつを食うか、
周りと話すか。
いつもこんな感じだ。
授業なんて受けなくたって、
ノートをとって提出物を適当に出し
テストでいい点を取れば
進級はできる。
別に高得点とって高順位をとるんだっ、
なんて目標がない俺はいつも適当。
それに高得点を取りすぎると
周りからあいつガリ勉だ
うわ真面目かよ、
なんてまた標的になる
だからそこんとこも気をつけなければならない。
実際本気を出せば結構高得点とれると思うんだよな、、
なんてぼーっとしながら考えていると
「おい、麻陽。聞いてんのかー?寝てんのかー?」
なんて言う間の伸びた声が聞こえてきた。
俺の担任 城宮 誠 だ。
まこっちゃん、なんて呼ばれている。
身長は180。
彼女はなし。
髪の毛はいま流行りのアッシュグレーなんかにして、ワックスでくるくるとセットしている。
顔がいいため、染めていたって似合うからなにも言われない。。本人曰く
そんなやつが俺を呼んでいた。
「ねてまーす、」
笑いをとるため、冗談を言う。
「寝てる奴は返事しねぇよっ」
なんて返してくれたため
クラスにはドッと笑いが起こる。
これでいい、
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