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きみがいちばん。
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kyside
最近俺はとあることに気づいてしまった。
レトさんのことが好きなんだと。
もちろん前から好きだったんだけどそれは友人としての好きで、今の感情とは全くの別物なんだ。
ということでここ数週間、ずっと告白するタイミングを見計らっている。
そして今日こそは行けそうな気がする!!
まぁ何でかと言うと今日は久しぶりに飲み会なんですよ。
それも家呑み。絶対いける。レトさん酒弱ぇもん。
そして俺も弱ぇもん。
安心したまえ。俺の完璧な告白プランを邪魔しないために邪魔な連中は全て排除してある。
そんなことを考えてにやにやしているうちにインターホンが鳴った。
普段は居留守を使ってばっかりな俺だが今日は速攻で出た。
「うぃーす、おつかれ」
「おつかれっすー」
気の抜けた挨拶を交わすとレトさんをリビングへと誘導する。
レトさんはビニール袋に詰め込んでいた缶ビールを机の上に1本ずつ置いていく。
「はい、ビールとチューハイ。適当に買ってきたから結構俺の好みっぽくなっとるけど」
「あざーす!よっしゃ飲むぜいぇえええええ」
「テンション高いなぁ〜。動画撮っとんのか」
微笑ましそうに笑うレトさんを見ると今すぐ襲いたくなる。
反則だよなー...その顔。
そんなことを思いながら俺は1本、2本と缶を空にした。
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