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ご主人様
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バシッ…
急に頬に軽い痛みが走った。俺はそれに目を覚ました。
ここはどこだ……。
そう思いながら俺は辺りを見渡した。すると、
前に一人の男が俺の目の前にいた。その男は俺と
同じ学校の制服に身をつつんでいた。
『だ、誰…?』
そう聞くと、そいつは目を丸くし驚いた顔をした。わからないんだから仕方ねぇだろ。
「え、わからない?同じクラスだよ。」
コクッ
「俺を知らないのか?残念だなぁ〜。同じクラス
なのになぁ〜。」
『わ、わりぃ…。誰?』
そして、そいつは一旦息を吸い、
「俺は柊拓夜。君と同じクラスだよ。よろしく。」
柊拓夜…?あの執事が言ってやつか…。
「そして、
君のご主人様になる男だよ。」
ん?
俺の聞き間違えか?こいつ今、俺のご主人様に
なる男って…。だめだ。頭が追いつかない。
『何を言ってるんだ?俺の…ご主人って、言ったの
か?』
「そうだよ。聞こえなかったかな?」
『は?全く意味がわからないんだけど。』
「はっはっはっ……はっ…はっはっ……!」
ビクッ…
俺はびっくりして肩をすくめた。誰だってそうなる。しばらくして男の笑いは収まっていった。
「はっ……はっはっ…。やっぱり、面白い事言うね
満月は。大丈夫だよ今のうちにわかるさ。」
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