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「いちちゃん、いちちゃん
今日部活ないから一緒に帰ろうよ」
「分かった」
俺は庭園部でほとんどないが、
圭介はバスケ部だからいつもは
一緒に帰れないのだ
「いちちゃん、
帰りに本屋に着いてきて」
俺が嫌な顔をすると
「お願い!なんか奢るから!」
「それならいいよ」
そう言って笑うと、やったと
言って嬉しそうに笑った
よく笑うやつだなと思っていたら
ピンポーンパーンポーン
『2年2組の梵 一止君
直ちに理科準備室に来て下さい』
「呼ばれてるよ、いちちゃん
なんかヤオちゃんにしたの?」
【ヤオちゃんとは】
理科のイケメンと人気の八百 咲生
そして俺が可愛がっていた、
捨て猫を引き取れない俺の代わりに
引き取ってくれた人だ
「いや…身に覚えがない
やっぱり先に帰ってくれ」
待たせるのは悪いからそう言うと
「いや、終わるまで待ってるよ」
「ハチ公みたいだな」
「うるさいな、早く行って
済ませて早く帰ってきて!」
「ん…了解」
そう言って、理科準備室に向かった
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